園だより　８月

思い出すと心がちょっと喜ぶような思い出

　それは、特別なイベントである必要はないと思っています。他の人が聞いたら「えっ　そんなこと？」って思うようなことでもいいと思っています。ちなみに私のそれの一つは、子どものころ夏休みに母の田舎で田舎の仲間たちとシロツメクサの首飾りを作ったときの光景です。　

　時がたって、自分も周りの人たちも自分を取り巻く環境も変わってしまっても、その時のことを思い出すと、心がワクっとして、ホカっとして今の自分を応援してくれるような　そんな思い出をいくつか持っている人は、人生の逆境でも倒れこまず踏ん張れる人ではなかろうかと思っています。思い出してもその時の自分に戻れるわけではないけれど、宝物のような思い出は、今のあなたを応援し、未来へと歩いていく勇気をくれることがあるかもしれません。思い出にはそんな力があると思っています。

　お泊り保育　家族と離れて一晩お友達や先生たちと過ごした年長組さん、あの16時間あまりの体験は宝物のような思い出になりましたか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　園長